自治体保健師さん向けの月刊誌
『月刊 地域保健』に記事が掲載されました!(2005年5月号)
発行:株式会社 東京法規出版
イイものみーつけた♪
さりげない配慮につなげよう・・・・・・
BABY in MEマタニティバッジ


未来のママへのエール

 横浜市の村松純子さんが考案したマタニティのシンボルマーク「BABY in ME」1999年よりインターネットのホームページhttp://www.baby-in-me.comを通して個人で提案・展開されています。

 妊娠中、特に妊娠初期はまだおなかも目立たないため、周囲の人に気づいてもらうのは難しい事です。乗り物の中で気分が悪くなっても席を譲ってもらえなかったり、近くでタバコを吸われてしまったり、と辛い思いをする人も多いようです。また、それだけではなく、妊娠初期はおなかの赤ちゃんにとっても非常に大事な時期です。かけがえのない命への影響も心配されます。

 周囲には妊娠を言い出せなかったという友人の経験談や、村松さんが実感した体調管理の難しさから、妊婦に対する周囲の温かい気持ちを引き出すための一方法として、このマークが発案されました。

 周りに“さりげなく妊娠をアピール”できるマタニティのシンボルマーク。マーク完成当初はTシャツ販売がメインでしたが、その後メディアで紹介されるとバッジ販売の要望が相次ぎ、00年に実現しました。現在、ホームページではバッジ以外にも各種オリジナルグッズが紹介されています。

自治体の配布も

 03年6月から千代田区で母子手帳と一緒にBABY in MEマタニティ・バッジの贈呈が始まり、同時に、区内各所に呼びかけのポスターも掲示されています。板橋区、墨田区および港区でも、各区が母子手帳と同時配布している小冊にBABY in MEの紹介文が掲載されています。
 同年10月から釧路市役所ではミニステッカーが配布されています。


やさしいふれあいを


 「マークをご覧になった方にその意味するところを快く受け入れていただけるよう、かわいらしいデザインにまとめました。このマークから、妊娠中のお母さんと周囲の方々のやさしいふれあいのシーンが少しでも生まれれば・・・・・・。そして、妊娠に対する社会の理解と意識が高まっていく小さなキッカケにつながれば」とマーク考案者の村松さん。

 口コミや各方面の協力(日本助産学界も推薦)もあって、少しずつ広がってきているマークですが、個人展開のため、医療機関や自治体への働きかけは十分ではない面も。BABY in MEを皆さんの心の片隅にちょっとだけでも留めていただければ、やさしいふれあいが町にひろがっていくのではないでしょうか。 
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